言語は使い続けることが大切です。

 

母国語でも長年使い続けないと話し方がぎこちなくなります。

 

例えば、生まれてから12歳ぐらいまで日本で生活したあとに、

25年近く海外で暮らし日本に帰って来ることもなければ、

現地でも一言も日本語を話す機会もなかった方がいました。

 

その方が久々、日本に帰国をして日本語を話しているのを聞いたとき、

意味はちゃんと伝わっているのですが、

外国人の方が日本語を頑張って、でも少しカタコトで話しているような、

そんな日本語でした。

 

そのときに、母国語でも長年使っていないと話し方がぎこちなくなるものなんだなと思ったことを記憶しています。

 

しかし、その方が日本で再度暮らし初め、

それからは半年か一年日本語だけの環境に戻ってきて、

再度その方の日本語を聞いたら、前に聞いた時のぎこちなさはほとんどなく、

地方出身のイントネーションが標準語と少し違うだけの話し方なのかなと思えました。

 

そして、そのとき、

一度身についた言語能力はもし衰えたとしても、

また使い始めるとその感覚を取り戻すことができる

と思ったのです。

 

 

第一言語ですら上記のようになるのに、

第二言語を勉強しているときに口を動かして話す練習を十分にしなければ、

スピーキングの上達はおろか、後退がより一層速いはずです。

 

そして、英語の基礎がしっかりと身についていないのに、

例文だけ覚えて一時は使えていても、

忘れてしまっては思い出すことはかなり困難です。

 

 

ここで大切なのは、

①まずは理屈である文法をしっかりと理解すること。

②そして理解した文法を自分で組み立てて文章を口から出して練習をすること。

③これを通して身についた理屈を、自分の感覚にする。

 

この勉強法が英語を話す上ではとても大切です。

 

理屈がわかった上で使えるようになった文章は、

仮に一時英語を話す機会がなくて、

久々話すことがあって最初は前ほどうまく話せないようなときでも、少し話す練習をすると、

昔、文章を組み立てて話していた感覚が戻ってきて、また話せるようになります。

 

しかし、

理屈を学んだ上で文章を組み立てる練習をして感覚に落とし込まずに、

ただ英語のフレーズだけ覚えているような人で、長い間英語を話していないと、

久々英語を話したときに何も覚えてなくて全く話せない・・・という人が実際、山ほどいます。

 

 

言語能力を維持するためには、使い続けることが一番です。

日本語でも同じだとは思いますが、英語も使っていないと忘れていく単語もいっぱいです。

学習段階ではなおさらです。

 

英語を話せるようになりたい人は、しっかりと口を動かしてたくさん話すことを意識してみましょう。