英語の指導をさせていただいていると、

生徒さんの中で、特に初心者の方は、

aやthe、複数形のsや三人称単数のsを付け忘れてしまう人がいます。

 

日本語にはない概念なので、ある程度流暢に英語を話せる人でも忘れてしまいがちですよね。

そして、たまに生徒さんから、

「aとか複数形のsをつけなかったら、ネイティブ的にどういう感覚なのですか?」

という質問を受けます。

 

その答えとして、いつも、

「それは英語圏ご本人たちに聞いて、統計でも取ってその感覚を知った方がいいですよ。私はネイティブではないので、わかりません。」

と答えています。少し意地悪ですかね。

 

 

でも、補足で

 

「可算名詞にはaや複数形のsを付ける、不可算名詞には付けない。

それが英語圏の人からしたら自然なことなんでしょう。

むしろ、それがないと何かに違和感がある。

 

例えば、日本語でも物によって数え方が違います。

助数詞のことですね。

 

鉛筆やペットボトルのように細長いものであれば“いっぽん”“にほん”“さんぼん”。

車やパソコンだったら“いちだい”“にだい”“さんだい”。

飲み物だったら“いっぱい”“にはい”“さんばい”。

 

英語圏の人からしたら、日本語の物によって数え方が違うことに面倒くささを覚える人もいるでしょうし、

どうしてもっとシンプルに統一しないんだろうと考える人もいると思います。

英語はone, two, threeのあとに複数形のsを付けるだけですからね。

 

そして、例えば、日本語で

“鉛筆を3買いました。”

とか

“ビール2、ちょうだい。”

と言われると、

意味はわかるけど、きっとちょっとむず痒い感じがすると思います。

 

“3本買いました。”“2つ、ちょうだい。”と助数詞をつけないと違和感があると思います。

それと同じ感覚なんじゃないでしょうか。」

 

と答えるようにしています。

 

 

そういうむず痒いことで言うと、

英語での話し方は結論から先に述べます。

それから理由などを言っていきます。

 

しかし、日本語だと理由を先につらつらと述べてから最後に結論が来ます。

 

これも文化、言葉の違いですね。

 

英語を話すときに日本語と同じように先に理由などをつらつら述べていると、

相手はあなたの話を聞きながら、もしかしたら、

“で、結論は何?早く何が言いたいのか先に教えてよ!!”

・・・と心の中で思っているかもしれません。

もしかしたら直接言ってくるかもしれません。

 

 

言語を何かしら話すときは、その相手の文化の特徴を把握した上で、

相手に合わせて話すことがコミュニケーションを円滑にする1つの手です。

 

aや複数形のsを付ける。

結論から述べる。

 

英語を話すときは、相手のためにも少し意識しながら話すことも、大切かもしれませんね。