留学をしていて苦労したこと。

そう書くと、よく「英語で苦労をしたことを話してくれるだろう」と期待する人が多いのですが、

日本で英語を話せるように努力してから留学をしたので、

英語の面でそこまで苦労をしたことは実感としてありません。

 

敢えて苦労話を出すのであれば、それはリスニングでした。

 

イギリスのリーズ大学に留学するにも関わらず、

日本でリスニングの練習をしていたのは主にアメリカ英語。

 

アメリカ英語で、音声を聞いては書き取るディクテーションをしたり、

音声を聞いたあとに即座に復唱をするシャドーイングをしたりして、

リスニング(+スピーキング)の練習をしていました。

 

もちろん少しはイギリス英語の音声も聞いてはいましたが、

耳はアメリカ英語に慣れていました。

 

 

いざ、イギリスに留学をすると、

自分は英語を流暢に話せるのに、相手が言うことはあまりわからない。

 

さらには、

自分が流暢に話せるせいで、

相手はこちらが英語を話せる人=英語のできる人と解釈をして、

相手もかなりの速さの英語で話しかけてくる、

などということに。。。

 

 

まだイギリス英語の伝統的な、事実上の標準発音であるRP(Received Pronunciation)なら理解できたかもしれませんが、

イギリスの中でも留学先はリーズ。

リーズはヨークシャーアクセントがあるので、慣れるまで少し時間がかかりました。

 

当時、同じように日本から留学をしている友達と、

「留学先がアメリカだったらリスニングにもそこまで困ってなかっただろうにね」

と話していたことを思い出します。

 

ただ、耳は慣れます

繰り返し同じ音を聞いていたら聞こえるようになります。

 

もちろん、この表現には御幣があるかもしれません。

英語の下地がないにも関わらず、繰り返し聞くだけでは相手が何を言っているかわかるには、かなりの時間がかかると思います。

 

英語の下地があるからこそ、繰り返し聞くことで、実際の発音と方言のある発音の違いが少しずつ自分の中で分析されていき、

強いアクセントのある言葉も理解できてくるのです。

 

 

自分の耳が慣れてから、ヨークシャーアクセントも話せるようになったのか、

ヨークシャーアクセントを周りの人たちから教えてもらい自分が話せるようになってから耳でもキャッチできるようになったのか、

どちらが先かは未だにわかりませんが、

少なくとも相互作用はあります。

 

でも、これも英語がまったく話せない状態で留学していたのと、

英語が話せる、理解できる状態で留学するのとでは、

苦労の量はかなり違ったと思います。

 

留学をするなら、留学中に英語で苦労することがないように、

日本にいる間にしっかりと勉強しておくことが一番ですね。