先日、とある方の英語を聞いていたら「I don’t care.」と言っていました。聞いているこちらは少しヒヤリとしました。仲の良い人でしたし、英語力も伸ばしたいと思っている人だったので、その場で指摘しました。「今のシチュエーションだとI don’t mind.の方がいいよ。」と。

 

I don’t care.

I don’t mind.

 

この違いは何でしょう。

よく両方の例文に「気にしないよ。」という訳がつけられることが多いです。しかし、同じようで実はニュアンスが違います。

 

Longmanでそれぞれの単語を調べると下記のように出て来ます。

 

mind…to feel annoyed or upset about something

 

care…to think that something is important, so that you are interested in it, worried about it etc

 

つまりは、mindは「嫌に思う」careは「何かが重要と思うがために、それ自体に興味があったり心配したり」と言う日本語訳がつけられると思います。

 

例えば、誰かが「今日の夕飯、魚でいい?」とか「このペン使ってもいい?」と聞いてきたときに「気にしないよ」と答えるときは

 

I don’t mind. 気にしないよ。(構わないよ、嫌に思わないよ。どちらでもいいよ。)

 

こちらを使う方が良いんですね。

 

ここで、I don’t care.を使うと少しぶっきらぼうな返事に聞こえてしまうことでしょう。

きっと相手は「どうでもいいよ。そんなこと、どうでも良いと思っている。興味関心なんてないよ。」そう捉えてしまうことがあるでしょう。

 

 

他にも間違えやすい単語はhopeとwishです。「願う」と表現するときに、この単語が出て来ます。hopeは叶うかもしれないけど、本当にそうなるかどうかわからないときに使いますが、wishは叶ってほしいけれども、絶対に叶わないとわかっているときに基本的に使います。だからwishのあとの文章は現実に反することを述べていくので時制が1つ古くなるんですね。I wish you will win the game.なんて言ってしまうと、文法的にも間違っていれば、相手に「勝たないことがわかっているけど、勝てればいいね。」と応援をしているのかしていないのかよくわからない、かつ失礼な表現にも成り得ます。

 

 

もちろん学習には段階があります。最初は色んなフレーズを覚えていった方がいいでしょう。でも、実践で使っていきながら、自分が話した英文が伝わらなかったり、相手が自分の言ったことに対して嫌な顔をしたり指摘されたりしたときに、また学習に戻り、なぜ自分の表現が通じなかったのか、もしくは好まれなかったのか考えることも大切です。学習と実践はバランスよくおこなっていきながら英語学習を進めていきましょう。