英語の文章は読めるけど、リスニングになるとわからなくなる。そういうお悩みを持っている方がたくさんいらっしゃいます。理由はいくつか挙げられるのですが、今日は音の繋がりの観点からお話をします。

 

音の繋がり。リンキング。リエゾンと言った方が伝わる方もいらっしゃるかもしれませんね。自分が話すときには気にしなくてもいいと思いますが、でも相手が使ってくることは多々あります。

 

まずは子音+母音の場合。例えばtell us。カタカナで書くのは発音の誤解が生じるかもしれませんが、「テル アス」が「テラス」になったり、good afternoon「グッド アフタヌーン」が「グダフタヌーン」になったり、as soon as「アズ スーン アズ」が「アズ スーナズ」となったりすることです。

 

リンキングは母音+(半)母音のときに発生することもあります。例えば、like you「ライク ユー」が「ライキュー」になったり、want you「ウォントゥ ユー」が「ウォンチュー」になったりします。

 

リンキング以外にも気をつけることとして、リダクションがあります。リダクションとは、本来あるはずの音が消える現象のことです。つまり、音の短縮です。例えば、sit down「シット ダウン」が「シッダウン」とtが消えたり、good day「グッド デイ」が「グッデイ」とdが消えたりします。単語と単語が並んでいるときだけではなく、単語1つだけでも消えることもあります。例えば、thatの最後のtは消えやすく「ザッ」だったり、andも「アンド」が「アン」程度の発音になったりします。Good morningもそうですね。「グッド モーニング」が「グッモーニン」と聞こえるはずです。

 

そして、他にも気をつけておきたいことがフラッピングです。これはアメリカ英語のtとdの発音で起こりがちです。Water「ウォータ」が「ウォーラ」と正確にはrの発音ではないのですが、rの音に近い音になるのがフラッピングです。舌先を上の歯茎の裏に軽くたたきつけるような感じの音になります。

 

単語1つ1つを覚えていてもリスニングができない方は、まず単語の個々の発音を知っていないとなかなか聞き取れません。そこから、リンキング、リダクション、フラッピングのことを知っておくと、音の変化がわかります。この知識があるだけでも、少しは聞き取りができるようになるはずです。

 

今回は音の観点から話しましたが、リスニングをできるようにするためには他にもするべきことがあります。また、別の機会に役立つ情報を発信していきたいと思います。